岡山理科大学獣医学部

出張講義

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岡山理科大学獣医学部では、地域における教育支援・高大連携の一環として、本学の教員が高等学校などの教育機関に出向き、講義や実験実習等を行う「出張講義」を実施しています。高校生が大学レベルの講義を体験し、各学問領域の概要を知ることで、将来の進路選択や職業理解に役立てていただければと考えております。

出張講義の概要とお願い

実施するまでの流れ

以下の講義テーマの中から希望されるテーマや講師などを決め、申込書に必要事項をご記入ください。
※講義テーマは出張講義資料(PDF)にも掲載されています。


記入された申込書を郵送FaxあるいはE-mailにてお申し込みください。
※記入いただき、スキャナでスキャンしたファイルをメールに添付していただいても差し支えありません。

担当窓口
岡山理科大学今治キャンパス 学部運営支援課 藤井

郵送先:〒794-8555 愛媛県今治市いこいの丘1-3

Fax:0898-52-9022   

E-mail:i-gakubushien@office.ous.ac.jp

お問い合わせについて Tel:0898-52-9000




本学担当者より折り返し連絡し、申込内容などを確認するとともに、実施について協議させていただきます。

実施の可否を回答いたします。

申し込みに際してのお願い

・申し込みは、実施予定日の1か月前までにお申し込みください。受付は3か月前から承ります。

・希望される日程が大学行事や講師の業務等の都合でお受けできない場合があります。

・同時に複数の講義を希望される場合は、受付担当者にご相談ください。

・回答はできるだけ早く連絡いたしますが、講師との調整が必要な場合は、回答までに1週間程度かかる場合があります。

・講義内容、時間等については、直接担当教員と打ち合わせをしていただく場合があります。

 


出張講義テーマ一覧


実験動物 

 ≪講義≫わかりやすい動物福祉のお話 

獣医保健看護学科 大和田一雄

「動物福祉」って知ってますか?。牛でも鶏でも、犬でも猫でも、マウスやウサギでも、科学的に裏付けられた動物の福祉に配慮した飼い方、接し方が提唱されています。様々な用途の動物たちに対する動物福祉の考え方に基づいた向き合い方を分かりやすくお話しします。

 ≪講義≫メタボなウサギ 

獣医保健看護学科 大和田一雄

いわゆる「メタボ」(中年のお父さんの出っ腹な体形を想像してください!)は放っておくと脳卒中や心筋梗塞になる危険があります。メタボなウサギの研究結果をもとに、お父さんたちの中年太りの原因についてお話しします。

 ≪講義≫研究を支える動物たち 

獣医保健看護学科 大和田一雄

ノーベル医学・生理学賞を受賞した95%以上の研究は動物を用いた実験をもとにしています。現代の医学・生命科学の研究はこれらの動物たちの貢献なくしては成り立ちません。その様な動物たちを最新の研究事例とともに紹介します。

 ≪講義≫人と動物の健康 -動物由来感染症を学ぶ- 

獣医保健看護学科 小野 文子

動物から人に感染する病気「動物由来感染症」は、自然環境の変化や社会の多様化に伴って新しい感染症も問題となっています。最新の知識を学んで、人と動物が健康で幸せな生活を送るために大切なことを一緒に考えましょう。

 ≪講義≫被災動物看護の危機管理 

獣医保健看護学科 小野 文子

毎年、国内では多くの自然災害が起きています。東日本大震災以降、世界の中でも日本は被災動物に対して一生懸命考えるようになってきました。危機管理について学び、災害時に地域の人や動物たちに貢献できる動物専門家について一緒に考えましょう。

 ≪講義≫みかんとイノシシ -鳥獣被害対策を考える- 

獣医保健看護学科 小野 文子

野生鳥獣による農林水産被害は全国的な問題となっており、イノシシによるみかんの被害も深刻です。一方で野生生物保全も重要な課題です。人の社会経済活動と野生鳥獣生存との適切なバランスによる安心・安全な社会づくりについて一緒に考えましょう。

 ≪講義≫実は身近なネズミの話 

獣医保健看護学科 古本 佳代

人と動物の関わり合いには様々なかたちがありますが、「ネズミ」と聞いてどのような関わり合いを想像するでしょうか?人と動物の健康で安全な生活の実現のため、医学や科学を縁の下の力持ちとして支えている「ネズミ」についてお話しします。

 ≪講義≫ヒトと動物の健康づくり 

獣医保健看護学科 古本 佳代

習慣的に運動や身体を動かすことは、生活習慣病の予防に効果があります。ペットの中でもイヌは飼い主と共に身体を動かす(散歩に行く)という他の動物種にはない特性を持ちます。イヌを飼っていることが飼い主の健康にどのような影響を及ぼすのかについてお話しします。

 ≪講義≫小さな動物の喜怒哀楽 

獣医保健看護学科 古本 佳代

動物の幸せ(動物福祉)を考えるとき、動物達がどのような気分なのかを評価することはとても大変です。動物の身体のサイズが小さくなると、それはなおさらです。動物と同じ言語を持たない私たち人間が、動物の気分を知る方法についてお話しします。

 ≪講義≫動物のストレスを測る 

獣医保健看護学科 野原 正勝

みなさんもストレスを感じることがあると思いますが、ストレスの度合いを数値で見たことはありますか?みなさんがストレスを感じるのと同じように、動物もストレスを感じることができます。この授業では、動物が感じているストレスを測定する(数値化する)研究についてお話します。

 ≪講義≫無菌動物の世界 ~腸内細菌の役割~ 

獣医保健看護学科 野原 正勝

無菌動物は細菌や寄生虫といった微生物が体内や体表に存在しない動物のことで、当然ながら腸内細菌も存在しません。そんな無菌動物と腸内細菌が存在する動物と比較すると、腸内細菌の役割というものがわかってきます。無菌動物の世界から腸内細菌の役割を見てみましょう。

 ≪講義≫食品の機能性 

獣医保健看護学科 野原 正勝

「機能性表示食品」という表示を見たことがあるかもしれません。もしかすると「機能性表示食品」を飲んだり食べたりしたことがあるかもしれません。この授業では、特定保健用食品との違いや食品の機能性の評価の仕方などについてお話します。


farm animal

 ≪講義≫微生物と白血球:防御のしくみ 

獣医保健看護学科 永幡 肇

動物体への病原微生物の侵入に対して生体を防御するために血液中の白血球は重要な役割を演じています。好中球は微生物の侵入部位に遊走し異物を貪食し殺菌処理します。白血球機能の不全症から生体防御のしくみを学びます。

 ≪講義≫乳の合成と泌乳のしくみ 

獣医保健看護学科 永幡 肇

牛は緑の草を食べて白い乳を出します。乳脂肪、蛋白、乳糖も乳腺細胞で合成されます。合成された乳は内分泌ホルモンの働きで乳腺腔より分泌されます。このような現象を基に乳の合成と泌乳のしくみをお話しします。

 ≪講義≫血液の話:赤血球と白血球 

獣医保健看護学科 永幡 肇

走るとなぜ呼吸が早くなるのでしょう。なぜアスリートは高地トレーニングをするのでしょう。なぜ動脈血は鮮紅色なのでしょう。感染があるとなぜ好中球は増えるのでしょう。血液について学びましょう。

 ≪講義≫畜産をささえる人たち 

獣医保健看護学科 久枝 啓一

畜産農家では、家畜の病気や生産性の低下などいろいろな問題が出てきます。その問題を解決するために畜産を支える仕事があります。この職業で活躍されている方々に対する私の考えをお話しします。

 ≪講義≫ダメ臨床獣医師の想うこと 

獣医保健看護学科 久枝 啓一

私は、32年間共済で産業獣医師をしてきました。いろんな失敗をしてきましたが、たどり着いたのが「治療よりまず予防」でした。経験してきた事例を基に家畜の衛生について私が考えたことをお話しします。

 ≪講義≫生き物にありがとう 

獣医保健看護学科 久枝 啓一

家畜は、尊い命を犠牲にして私たちの食生活を支えてくれています。また、農家や畜産関係者は、安全・安心の食糧生産をするために日々努力しています。一人の臨床獣医師から見た生産者や関係者に対する私の考えをお話しします。


動物看護 

 ≪講義≫犬の健康を守る食事とは 

獣医保健看護学科 内田 英二

犬猫の平均寿命は、明らかに寿命が延びています。この理由としては、病気の予防や治療の進歩が大きく関わっていますが、もう一つ犬猫の食べ物が改良された成果です。犬猫の健康に密接な食事について考えてみましょう。

 ≪講義≫犬と猫の血液検査 

獣医保健看護学科 内田 英二

ヒトの血液型でよく知られているのは、ABO式です。では、犬猫の血液型は、どうなっているのでしょうか。犬猫の血液について学習しましょう。

 ≪講義≫動物の観察と救急看護 

獣医保健看護学科 内田 英二

飼育動物の健康長寿は、飼主なら誰しもが願うことです。でもヒトと違って言葉を交わせないので、動物の観察が重要で、ポイントをおさえていることが必要になります。動物の観察と救急時の対応について学びましょう。

 ≪講義≫動物看護師ってどんな仕事? 

獣医保健看護学科 佐伯 香織

動物看護師といわれてどのような仕事を思い浮かべますか?実は動物看護師の仕事は多岐にわたります。ここでは、動物病院で働いている動物看護師に焦点を当ててその1日をご紹介します

 ≪講義≫高齢動物と看護 

獣医保健看護学科 佐伯 香織

ヒトの高齢化と同様に動物も高齢化が進んでいます。高齢期を迎えると性格的・行動的変化や身体的変化がみられ、日常的なケアを必要とすることが多くなります。ここでは、加齢による動物の体の変化を理解し、健康維持のためにどのようなケアが必要かお話します。

 ≪講義≫事例から学ぶ動物看護 

獣医保健看護学科 佐伯 香織

動物看護の目的は、動物たちが健やかな一生を全うできるように支えることです。そのためには、今、その動物がどのような状態なのか?どのようなことが起こっているのか?何が問題なのか?などよく観察し情報を集める必要があります。ここでは、動物看護をするうえで一番の基本となる「観察力」について事例を通して学んでいきます。


教養 

 ≪講義≫動物と法 

獣医保健看護学科 渡邉 剛央

動物については、動物を守るための法、動物を利用するための法、動物から人を守るための法など、様々な法が存在します。そうした動物に関する法を学ぶことで、人と動物とが共生するためにはどうすればよいのかについての講義を行います。

 ≪講義≫日本の領土問題 

獣医保健看護学科 渡邉 剛央

日本は、北方領土問題、竹島問題、尖閣諸島問題という領土問題を抱えています。これらの領土問題について、そもそも何が問題となっているのか、これらの問題を解決するためにはどうすればよいのかについての講義を行います。

 ≪講義≫情報化社会を生きる 

獣医保健看護学科 渡邉 剛央

インターネットやスマートフォン、AIなどの発達により、情報化社会の高度化が進んでいます。このことは私たちの生活を便利にする反面、危険も伴います。そこで、情報化社会における危険を避けるためにはどうすればよいのかについての講義を行います。

 ≪講義≫なぜ、大学に行くのか? 

獣医保健看護学科 小林 忠資

日本では現在、半数以上の若者が大学に進学しています。大学進学は、本当に賢い選択といえるのでしょうか。大学に進学することの意味や効果を、教育社会学や教育経済学などのデータをもとに、皆さんと考えていきます。

 ≪講義≫マレーシアからみた教育の国際化 

獣医保健看護学科 小林 忠資

マレーシアは、日本よりも教育の国際化が進展しています。政府は、海外の大学のブランチ校の設置、留学生の誘致、国際学校の設立などを積極的に進めています。教育の国際化とはどのような現象なのか、ASEAN加盟国マレーシアの動向から考えていきます。

 ≪講義≫教え方の基本を身につけよう 

獣医保健看護学科 小林 忠資

教えるという行為は、学校の先生だけがしているものではありません。友達に問題の解き方を教える、旅行者に道を教えるなど人間が日々の生活のなかで行っているものです。教え方には基本があります。アクティブ・ラーニングを通して、その教え方の基本について考えていきます。

 ≪講義≫地域創生について考える 

獣医保健看護学科 戸田 修司

今、地方は危機的な状況にあリます。このまま人口減少や高齢化が進むと、近い将来消滅してしまう地域もあると言われています。この問題に取り組むためには、まず地方自治を学び、地方の現状を知ることが大切です。地方の活性化について一緒に考えましょう。

 ≪講義≫日本の選挙制度 

獣医保健看護学科 戸田 修司

日本では、2016年に18歳(高校3年生)から投票できることになりました。有権者として、小選挙区制、比例代表制など選挙といった選挙制度の基礎知識を身につけておくことは大切です。そして、選挙制度を学んで選挙に行きましょう。

 ≪講義≫人権とは何か -世界と日本 

獣医保健看護学科 戸田 修司

日本国憲法は、基本的人権を原則としています。では、どうして日々メデイアで取り上げられるパワハラ、セクハラ、いじめがなくならないのでしょうか。この授業では、人権の成立過程をたどりながら、人権の本質についてお話しします。正しく理解し、人権侵害をなくしましょう。


 その他

 ≪講義≫生物進化:細菌からヒトまで 

獣医学科 吉川 泰弘

地球が46億年前にでき、約40億年前最初の生命体の細菌が、20億年前に単細胞生物が、10億年前に単純な多細胞生物が現れました。約5億年前に生物爆発が起き、現存する生物のほとんどが出来、その後、陸に上がり発展しました。細菌から何が受け継がれ、どの様に特殊化したか考えてみましょう。

 ≪講義≫動物由来感染症とは? 

獣医学科 吉川 泰弘

人がチンパンジーと別れてから、様々な感染症が起きました。一部は、ヒト社会になじみ麻疹や風疹、天然痘のように人にしか感染しない病気になりました。他方、エイズやSARS、エボラ出血熱のように動物からヒトに来る感染症があります。ヒトの感染症の歴史を振り返って考えてみましょう。

 ≪講義≫病原体の科学:プリオンから寄生虫まで 

獣医学科 吉川 泰弘

病原体といっても、ウイルス、細菌、原虫、真菌、寄生虫と様々です。目に見えない微生物から数mもあるサナダムシまで病気をおこします。でも彼らは地球上に早くから現れた生物で、宿主となる人や家畜は最後に出現した生き物です。相互作用を含め病原体から見た世界を考えてみましょう。