岡山理科大学獣医学部

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人獣共通感染症講座

 人獣共通感染症とは、WHOFAOの専門家会議で「脊椎動物から人に感染する病気、あるいは人と脊椎動物に共通する感染症」と定義されており、その対応には獣医学と医学の連携が必要とされています。現在、人獣共通感染症の原因となる病原体は800種近くあり、20世紀後半に確認された新興感染症の約3分の2がこれに該当すると考えられます。このような感染症の出現には、地球環境の変化、食糧危機、動物や動物性食品の輸出入の拡大などが深く関係しています。そのため人獣共通感染症の制圧・リスク回避には従来の感染症対策とは違った新しい対応が必要とされ、従来行われている人や家畜を対象とする下流からのアプローチだけではなく、環境や野生動物といった上流からの研究や対応措置が求められています。つまり「One World, One Health」の考え方です。

 本講座では、次世代の獣医師、獣医関連専門家(VPP: Veterinary Para- Professional)を目指す学生さんと共に、人獣共通感染症の新しい統御法について広い視点で考えていきたいと思います。

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