高大連携トピックス4

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今治西高等学校生物部の昨年度に続いて2回目の発表会が、開かれました

2019年7月6日に、愛媛県立今治西高等学校生物クラブの8つの班の生徒30名が、顧問の玉井教諭とともに本学を訪れ、大講義棟で口頭発表を食堂北東部のコーナーでポスター発表を行いました。

地域貢献・連携委員会の活動の中での地域高校との連携の一環として企画したもので、参加者は大学側からの教員、学生に加えて、生徒の父兄6名をあわせて総勢約70名となり、活発な討論並びに意見交換を行いました。発表会の前半は、8つの班のうち2つの班(細菌班、パラサイト(ハリガネムシ班))からの口頭発表(図1,図2)があり、次いで、口頭発表をした2つの班に加え、プラナリア班、ナベブタムシ(運動班、分布班)、アカザ(淡水魚)班、パラサイト(寄生虫班)、地衣類班、クマムシ班、カフェイン班も含めた8つの班からの10件のポスター発表(図3)が行われました。どの班も、高校から自転車でゆける範囲の海辺、川の中などの身近に存在する小さな生物を扱っているけれども、新たな発見につながる丁寧な行動や形態の観察が行われており、大学の教員と高校生の間で真剣な討論が交わされました。今後の発展の楽しみな課題が多く、大学としても高校生からの質問や要望に応える形で、今後ともこういう発表会などを通じて高大連携を長く継続して行ってゆきたいとの獣医学科長の挨拶で発表会を終えました。なお、今回の発表会の様子は、7月8日の愛媛新聞朝刊でも紹介されました。

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