行政機関、畜産現場で人獣共通感染症対応等、公衆衛生、動物福祉を学んだ専門家として社会に貢献します。
伴侶動物のための診察や治療を行う診療施設での獣医師のサポートをはじめ、産業動物診療現場での動物看護など、幅広い業務を担う、動物看護師としての仕事が待っています。最近では、人工授精の仕事も注目です。
新しい薬の開発・研究が行われている現場では、安全性試験や実験動物の飼育・管理などをはじめ、さまざまな業務で獣医看護学の専門知識を活かせます。
大学院で修士または博士の学位を取得して研究者となり、ヒトと動物の未来や獣医看護学のさらなる発展のための研究を続けることも重要な仕事です。後進の育成にも貢献することができます。
国内で52年ぶりに開設された獣医学部では、獣医保健看護学科(4年制)の1期生たちが2020年度には3年生となり、就活を見据えたインターンシップに既に取り組んでいる学生たちもいます。
そんな学生たちに期待する業界の声を紹介します。