HOME > 2023年度の科研費獲得状況
今年度も獣医学部教員より文科省科学研究費(科研費)採択の吉報が集まっています。継続研究も含めて以下にそのうちの一部を紹介します。獣医保健看護学科・獣医学科の学生は、卒業研究や1年生から参加できる準正課プログラムi-LAPにおいて下記文科省科研費やその他の省庁が管轄する研究費事業や民間財団の研究支援、愛媛県などに支援を受けた最先端の獣医学研究プロジェクトに参加しています。
2023年度 獣医学部 科研費獲得状況(新規・継続)4⽉10⽇現在、⼀部抜粋
獣医保健看護学科
- 豊後貴嗣 代表 基盤B
腸内環境の健全化により家禽の強靭化を図る - 豊後貴嗣 分担 基盤B
負の情動改善に伴う我が国に適した採卵鶏飼育法の構築 - ⽊村展之 代表 挑戦
膜の質的変化に着⽬した個体⽼化を反映する⾎液バイオマーカーの確⽴ - 久枝啓⼀ 分担 基盤C
免疫関連分⼦を指標とした乳房炎予測⽅開発〜予防・治療を⽬指して〜
獣医学科 ライフサイエンス分野
- 江藤真澄 代表 基盤C
平滑筋収縮調節における新規メカノトランスダクション機構の解明 - 江藤真澄 分担 基盤B
細胞アンテナによる転写制御機構の証明 - ⽥中良法 代表 基盤C
TDP-43の分解と分泌を制御する膜輸送機構の解明 - ⽥中良法 分担 国際B
ゲノム編集技術の概念を応⽤したアフリカ豚熱ウイルス抵抗ブタの創出 - ⽔野理介 代表 基盤C
腎臓排出リンパ管の局所RASは⾷塩感受性⾼⾎圧症の病態に関連する - 伊⾖弥⽣ 代表 基盤B
腱細胞ネットワーク制御による腱恒常性メカニズムの解明 - 伊⾖弥⽣ 分担 基盤B
⽣体ボリュームイメージ解析による初期⾻組織構築の解明ー細胞・⾻基質の両⾯からー - 村⽥拓也 代表 基盤C
下垂体の性腺刺激ホルモン分泌調節におけるアネキシンA1の役割に関する研究 - 梶川修平 代表 若⼿
12型コラーゲンの⾻⾁腫抑制作⽤と新規治療標的としての可能性の検討 - 向⽥昌司 代表 基盤B
⾼⾎圧症における集合リンパ管収縮機構の破綻機序を解明する - 藤原信⾏ 代表 若⼿
⼤腸がん幹細胞で発現上昇するPP6の制御を介した抗がん戦略の構築 - 藤井ひかる 代表 基盤C
ネコヘルペスウイルス1型の侵⼊機構の解析〜新規治療・予防法開発の為の基盤構築〜 - 藤井ひかる 分担 国際B
疫学と数理モデルを融合したコウモリ由来感染症のリスク分析 - 邊⾒弘明 代表 基盤C
免疫細胞分化・造⾎環境における免疫プロテアソーム機能的意義の解明 - ⽵⾕浩介 代表 基盤C
溶連菌細胞溶解毒素による腎⾎管機能障害と急性⽷球体腎炎 - 早川晃司 代表 基盤B
ヒストン糖修飾による新たな視点での妊娠糖尿病分⼦メカニズムの解明と治療基盤の構築 - 三井⼀⻤ 代表 基盤C
猫にも起こる⼈肺難病IPFの病態解明:化⽣細胞は癌化の初期段階か - 三井⼀⻤ 分担 基盤B
紫外線照射による海産⿂分離浮性卵の不妊化誘導 - 汾陽光盛 代表 基盤C
糖尿病発症に性差をもたらす膵臓局所GnRHによるインスリン分泌調節機構 - 宇根有美 代表 基盤C
第3の新興真菌症は在来ヘビへの脅威となるか? - 宇根有美 分担 国際B
疫学と数理モデルを融合したコウモリ由来感染症のリスク分析 - 森川茂 代表 基盤C
重症熱性⾎⼩板減少症候群(SFTS)no治療に資する組換えヒト免疫グロブリンの作製
獣医学科 公共獣医事分野
- ⽶加⽥徹 分担 基盤A
ワンヘルス・アプローチに基づいた薬剤耐性菌・耐性遺伝⼦の発⽣源対策技術戦略の構築 - 横⼭博 代表 基盤C
琵琶湖産マス類に寄⽣する微胞⼦⾍の病害性 - 鍬⽥⿓星 代表 基盤C
ラブドウイルスにおけるRNAスプライシング機構の解析 - 太⽥奈保美 代表 若⼿
病原細菌以外の腸内細菌叢に含まれる薬剤耐性菌の実態の解明 - 畑明寿 代表 基盤C
腸内細菌叢の個⼈差は消化管内における海藻からの有機ヒ素溶出量に影響するのか? - 神林康弘 代表 基盤C
過酸化された情報伝達物質である脂質の気管⽀喘息への関与および環境化学物質の影響 - 神林康弘 分担 挑戦
環境中多環芳⾹族炭化⽔素によるアトピー咳嗽とその予防のための新しいバイオマーカー - 林慶 代表 若⼿
条⾍の幼⾍が終宿主に感染したことを認識し、成⾍に分化するトリガー遺伝⼦の探索 - 奥⽥ゆう 分担 基盤C
主⻯類の筋⾻格系が持つ滑らかなロコモーションを⽣み出す受動メカニズムに関する研究 - 国枝哲夫 代表 基盤A
動物集団における近交退化の分⼦メカニズムの解明 - 国枝哲夫 分担 基盤C
piRNA経路関連遺伝⼦変異に起因した不育症の解明
獣医学科 医獣連携獣医学分野
- 松⽥彬 代表 基盤C
細胞接着による肥満細胞のグルココルチコイド感受性調整メカニズム - 新井清隆 代表 若⼿
線維性瘢痕形成細胞をリプログラミングターゲットとした脊髄損傷の新規治療法開発 - 朱夏希 代表 若⼿
α2アドレナリン受容体シグナルを標的とした新規抗腫瘍戦略の確⽴ - 三河翔⾺ 代表 若⼿
腎臓の線維化および尿細管修復に対するセロトニンの役割の解明 - ⼩林宏祐 代表 若⼿研究
イヌ悪性腫瘍に起因するDICの新規治療法の確⽴を⽬指した基盤研究 - 佐伯亘平 分担 基盤C
染⾊体不安定性により⽣じる染⾊体異常を介したイヌ悪性⿊⾊腫の転移能獲得機構の解明