学位
博士(獣医学)、獣医師
研究分野
動物感染症学、動物衛生学
研究内容
家畜慢性疾病のまん延防止に係る研究
家畜の生産性を阻害する慢性疾病が近年問題視されています。現場での症例を用いながら牛ウイルス性下痢(BVD)や牛伝染性リンパ腫(BLV)などの慢性疾病が、生産農場にどのような被害を与えるのか、またこれらのまん延防止や清浄化について現実可能で効率的な方法を探っていきたいと考えています。
1.肉用牛哺育育成農場におけるワクチンを用いたBVDまん延防止対策
BVDの原因となる持続感染(PI)牛が不定期に侵入する大規模農場では、PI牛を導入後に検査して摘発するにはコストや労力が多くかかります。大規模農場におけるBVDの防除に効果的なワクチネーションプログラムについて研究しています(図)。

2.家畜感染症は発見が遅れると既に農場に浸潤し大きな被害を引き起こす場合があります。そのため家畜感染症の迅速診断方法について、現場での実用的な使用方法等について検証しています(図)

研究業績
増田恒幸, 山﨑健太: ポータブルリアルタイム PCR 装置を用いた 家畜感染症の病原体迅速診断と現場での応用について. 家畜感染症学会誌, 14(4), 67-74, 2025
山﨑健太, 田中勝貴, 髙木翔矢, 植松亜紀子, 岩尾健, 増田恒幸*: 抗原変異型伝染性ファブリキウス嚢病ウイルスが関与したと考えられるコマーシャルブロイラー農場における壊疽性皮膚炎の発生. 鶏病研究会報, 61(2), 53-58, 2025
Kosuke NOTSU, Yoshinobu INOUE, Tsuneyuki MASUDA, Masahiro INOUE, Shuya MITOMA, Xinyue WU, Junzo NORIMINE, Satoshi SEKIGUCHI: Author informationA survey of bovine leukemia virus resistant bovine leukocyte antigen (BoLA)-DRB3*009:02 allele-carrying Japanese Black cattle in two prefectures in Japan. J Vet Med Sci, 84(11), 1457-1460, 2022

