渡邉 剛央教授

学位

修士(法学)

研究者情報(researchmaphttps://researchmap.jp/watanabetakehisa

科研費データーベース https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000030739173/

研究分野

  • 国内法の域外適用
  • 学校における危機管理

研究内容

1.国内法の域外適用に関する研究

経済活動のグローバル化やインターネットの発達により、外国において行われた行為が国家の利益を害することがあります。そこでどのような場合に国家がその国内法を外国において行われた行為に対して適用できるのかについて研究しています。

2.自然災害から児童及び生徒を守るための研究

東日本大震災では多くの児童及び生徒の命が失われる事件が起きました。こうした悲惨な事件が二度と起こらないようにするため学校が果たすべき役割について研究しています。

3.獣医療におけるインフォームド・コンセントに関する研究

人の医療におけるのと同様、獣医療においても獣医師が動物の飼主からインフォームド・コンセントを得る必要があります。獣医師がインフォームド・コンセントを得なければならない法的根拠やインフォームド・コンセントを得るためにはいかなる情報を提供しなければならないのかについて研究しています。

研究業績

  1. 渡邉 剛央、「獣医師の説明義務違反に関する裁判例についての法的考察 : 獣医療におけるインフォームド・コンセントに関する予備的研究」、『岡山理科大学紀要. B, 人文・社会科学』59号(2024年)、45-64頁。
  2. 渡邉剛央・長島康雄、「自然災害に対する教員の情報収集義務の分類および各類型において求められる具体的態様-学校運営協議会を核とした学校防災・減災対策の提案-」、『日本義務教育学会紀要』6号(2023年)、45-54頁。
  3. 渡邉剛央、「参照不能化(de-reference)義務の地理的範囲-グーグル事件)」、『EU法研究』12号(2022年)、125-135頁。
  4. Takehisa WATANABE, Territorial Scope of Obligation to De-reference Based on the ‘Right to Be Forgotten”, The Bulletin of Okayama University of Science, B, No. 57(2022), p. 21-30.

© 2021 OKAYAMA UNIVERSITY OF SCIENCE