最新の研究成果

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2026/4/29

このたび、国際学術誌Frontiers in Physiology誌に、小野 岳人講師 (創薬学講座) が執筆した依頼総説“Perinatal vulnerability: its impact on oral and craniofacial hard tissue development”が掲載されました。

新生児医療の進歩により、早産や低出生体重などの「周産期の脆弱性」を持つ乳幼児の生存率は劇的に向上しました。しかし、その一方で、成長後の精神疾患や代謝性疾患といった長期的な合併症の存在が浮き彫りになりました。周産期の脆弱性は骨格変形、不正咬合、歯の形態異常にもつながりますが、これまで十分な注目を浴びなかったことから包括的な理解は進んでおりませんでした。この総説では、周産期の脆弱性が口腔・顎顔面部の発生や成長発育に与える影響をオーバービューし、今後の治療の展望について解説しています。

本研究成果に関する情報

2026/4/29

本学大学院獣医学研究科(今治キャンパス)の大学院生が、日本学術振興会の「特別研究員」に採択されました。採択された研究課題「アンジオテンシンIIの長期曝露による血管収縮増強と慢性炎症の記憶メカニズム」は、血管障害の“記憶”機構を解明し、高血圧や心血管疾患の新たな理解と治療につなげることを目的とした研究です。

本研究科は、関東以西で唯一、獣医学専攻(博士課程)と獣医保健看護学専攻(修士課程)を併せ持つ総合獣医学研究科です。複数指導教員による指導体制やオープンラボ形式などの協調的な研究環境を通じて培われた分野横断的な視点を涵養する研究教育環境が特長です。本成果を契機として、本学における獣医学研究のさらなる大きな発展が期待されます。

2026/4/29

向田昌司准教授(獣医学科・獣医薬理学教室)は、公益財団法人喫煙科学研究財団の令和8年度研究助成に採択されました。

本財団は、喫煙等に関する独創性が高く、学術的意義の大きい科学調査研究に対して助成を行っています。今回、特定研究「中性脂肪蓄積型心血管病の病態解明と喫煙の影響に関する統合的研究」において採択され、研究助成を受けることとなりました。

本助成を通じて、本学獣医学部における心血管病の病態解明研究のさらなる発展が期待されます。

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