岡山理科大学獣医学部

最新の研究業績

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2020/5/26

獣医薬理学講座の向田昌司助教水野理介教授尾崎博教授の高血圧症に関する研究成果の論文が、Hypertension誌に受理されました。論文のタイトルは「Increased Blood Pressure Causes Lymphatic Endothelial Dysfunction via Oxidative Stress in Spontaneously Hypertensive Rats .」です。本研究では、本邦オリジナルである自然発症高血圧ラットを用いて、血圧上昇がリンパ管内皮細胞機能を障害することを世界に先駆けて発見し、そのメカニズムに酸化ストレスの関与することを証明したものです。本研究によって、高血圧症における病態生理の理解と、高血圧症治療への新展開が期待できます。Hypertension誌(Impact Factor:7.017)は、American Heart Associationの1機関紙でありhttps://www.ahajournals.org/metrics、高血圧症関連のトップジャーナルです。この研究は、岡山理科大学獣医学部オープンラボを立ち上げて約2年で得られた成果であり、さらなるトランスレーションリサーチの発展が期待されます。

2020/5/7

獣医学部獣医生化学講座の竹谷浩介講師が首都大学東京の渡辺賢教授グループと共に執筆した論文”Inhibitory effects of rubratoxin A, a potent inhibitor of protein phosphatase 2, on the Ca<sup>2+</sup>-dependent contraction of skinned carotid artery from guinea pig”が2019年のJournal of Smooth Muscle Research誌の優秀論文賞に選ばれました。この研究では血管平滑筋の収縮・弛緩運動の調節における2A型脱リン酸化酵素(PP2A)の役割を細胞膜に穴をあけたスキンド血管標本を用いて解析し、PP2AがCa<sup>2+</sup>依存性調節とCa<sup>2+</sup>非依存性調節の2か所以上で重要な役割を担っていることを明らかにしました。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsmr/55/0/55_0497/_article

2020/4/15

獣医医麻酔科学講座の神田鉄平 准教授が、獣医保健看護学科 古本佳代 准教授、獣医学教育動物病院 清水夕貴 動物看護師、獣医外科学講座 前田憲孝 講師らと共に行った共同研究の結果を”Effect of Intramuscular Medetomidine Administration on Tear Flow in Rats”としてVeterinary Sciencesに発表しました。
本研究では、α2-アドレナリン受容体作動薬であるメデトミジンがラットの涙液量を用量依存的に減少させることを明らかにしました。神田 准教授らはこれまでに、イヌ、ネコ、ブタといった複数の動物種に共通した現象であることを報告してきており、今後はこれらのメカニズムの解明に取り組んでいく予定です。

 

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